2月23日(火)より、キタオットセイを展示いたします。
展示個体は13才のオス一頭、メスは5才が二頭、4才が一頭 になります。
キタオットセイは、オスは体長250cm、体重280kgに成長します。
メスはずっと小さく、成長しても体長130cm、体重65kgほどです。
夏から秋にベーリング海のプリビロフ諸島やコマンダー諸島などに集まり、
冬から春には北太平洋全域にわたって回遊します。
繁殖期間を北方の島で暮らし、あとは海洋を回遊して暮らしています。
19世紀に毛皮を目的に乱獲され絶滅の危機に瀕し、1911年に法律で保護され一旦は数が回復したものの、
現在では気象の変化や餌となる魚類の乱獲によって再び減少しています。
浅虫水族館では特別な許可を得て、伊豆三津シーパラダイスで繁殖したキタオットセイを飼育・展示致します。