津軽海峡で捕獲された古代魚ダウリアチョウザメの展示
今年の3月・4月、大畑沖の定置網で体長約150cm以上のダウリアチョウザメが立て続けに捕獲されました。
この珍しいダウリアチョウザメ2匹を多くの皆様に見ていただけるよう、屋外プールで特別展示いたします。
(ダウリアチョウザメについて)
ダウリアチョウザメは、大きなものでは全長5m、体重が1tにもなり、日本海北部、オホーツク海や北海道周辺海域を回遊し、産卵のためにロシアのアムール川水系を遡上します。
かつては北海道の石狩川などに産卵のために遡上していたようですが、昭和初期に急激に減り、今では見られなくなりました。
浅虫水族館開館以来32年間でチョウザメの捕獲搬入記録は、チョウザメ6匹、ダウリアチョウザメ1匹、計7匹ありました。
現在1996年1月に佐井村牛滝沖で捕獲されたダウリアチョウザメ1匹を展示しています。
1展示個体
①平成27年3月16日 大畑沖の定置網で捕獲 全長約160cm
②平成27年4月16日 大畑沖の定置網で捕獲 全長約150cm
2展示場所 浅虫水族館正面屋外プール
(半円形:長さ11m、深さ0.7m、水量15t)
3展示期間 GW期間中(4月29日~)
(生物の健康状態により変更する場合があります)